廣井翼さんについて



私が彼女の名前を知ったのは偶然で
お母様からお返事を頂くまでに知っていたのは
新聞に載っていた、ほんの一握りのことでした。


『キラキラ星が消えるまでに』の全文を読んでみて
どんな人であったのか知りたくなり、FAXをしてみたところ
お母様よりお返事を頂くことができました。






廣井 翼(ひろい つばさ)さん

1984(昭和59年)6月22日、横浜生まれ。

祖父母・御両親。4人の弟さんとの9人家族。

2002年(平成14年)6月19日、17歳で逝去。







漫画が大好きで日記やノートによく描いていたという彼女は
1984(昭和59年)6月22日、横浜に生まれました。


特別室の入口に使用したイラストは、
彼女が描いたイラストです。

どちらもアニメ化されていた漫画です。
私も好きで見ていた覚えがあります。


翼さんは2002年(平成14年)6月19日
18歳の誕生日を迎える直前に 心臓病の為に亡くなりました。


その17年間で手足、頸椎、心臓等、
受けた手術は20回以上とのことです。

しかし、翼さんはどんな時も前向きに考え、希望を持って乗り越えてこられたそうです。

それは、この詩にも現れているように思います。
病気と闘いながら、いつも前を見ていた翼さんに感じたものを言い表すとすれば
『尊敬』でしょうか。
(もしかすると、それも違うかもしれません。
けれど、上手く言葉にすることができないのです。)


何度も言うように、私は彼女との面識はおろか、
新聞記事を見つけるまで彼女の事は全く知りませんでした。


ともすれば、後ろ向きになりがちな私です。
立ち止まって、座り込んでしまうこともあります。

そして、このHPはそんな私が作った場所で
訪れてくれる方の中にも、似たような状態の方が
少なからずいるでしょう。



それは先の見えない、暗く長いトンネルにも似ています。
1人で怯えて進めない時、彼女の詩が灯火となり、
出口を照らしてくれるかもしれません。
そんな不思議な力強さも、持っている詩だと思います。



翼さんの詩に関する感想は
管理人もしくは掲示板までお願いします。
責任を持って、お母様へ届けさせていただきます。



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