特別室
その日、いつものように新聞を広げていた私の目に飛び込んできたモノ。
ある新聞の小さなコーナーに、それは載っていました。
― キラキラ星が消えるまでに ―
全文ではなく、一部抜粋で載せられていたのは
1編の詩でした。
作者は廣井翼さん。
享年17歳の女の子です。
私は全文が読みたくて、新聞社へFAXを送りました。
その後、反響があった、という記事が載ってましたが、
何の音沙汰も無く、日々は過ぎて行きました。
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廣井翼さんについて
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3月8日、お昼休みで帰宅した私の手元には
翼さんのお母様からの手紙がありました。
そして、詩の全文とようやく出会う事ができたのです。
切なさと優しさの詰まった小さな物語を読んでみてください。
一人でも多くの人に、読んで頂きたいと思います。
詩とイラストの掲載は、お母様から許可を頂きました。
翼さんが書かれたものです。
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